悲しいことに、第1.2グループ、壊滅です。
ベビーガエルは、体力も体温調節力も無いので、陸に上がった途端、猛暑と乾燥の洗礼を受け、やられてしまっています。
そのため、水中に戻ろうとするようですが、もう、エラはないので、呼吸が上手に出来ず、水死するようです。
変態したてベビーカエルは、あまりに、か弱く、どうしようもありません。
勿論、クーラーは、付けていますが、体力・対応調節力の無さは、補いようが無いです。
珍しく並んでいた(?)、シュレーゲルの、豆太郎(♀・上)と兄貴(♀・下)。
兄貴は、高原で、おたまで、すくい、すぐに手足が出て、カエルになって、順調に大きくなったコです。
依然として、アマガエルより小さなシュレーゲル(もうすぐ1歳)の、チビーズ。
小さいけど、元気で、いずれ劣らぬ、ひょうきんもの。
面白いポーズや表情の連続で、本気で、写真集が出せそうです(笑)。
このコたちの場合、おたまからカエルになるときに、大量死することはなくて、ベビーカエルになってから、干からびたり、とかで、ダメになるほうが、多く、結局、この4匹が、残りました。
ベビーを卒業したカエルは、コドモでも、ある程度の体温調節と、そのコツがわかって、できているのでしょう。
逆にいえば、それが出来ないと、生き残れないのかもしれません。
(それこそ、体の大きなヒキガエルは、冷やすために、水に浸かりっぱなしでいることが、多いです)。
何より、この気温、気候、気圧のしんどさは、”大枚はたいてでも、名古屋を脱出せずには、いられない”、虚弱人間の自分が、一番、体感しています(体中が痛いし、横にならずにいられません・汗)。(いや、私は、いいんだけど、しんどくったって、死なないし)。
ともあれ、残る、第3グループ(モリアオガエル)、第4グループ(カジカガエル)のおたまも、足が出ていますが、あと2週間、高原へ行くまでは、「カエルにならないで」と、祈る毎日です。
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いっそ、おたまを、冷蔵庫へ、入れてしまおうかと思うぐらい(涙)。
液体窒素で、凍らせて、時間を止めてほしいです。マジで……。
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