2013年1月30日水曜日

ヒキさんを納めに行く。もう、泣かない。

今日はお日柄もよく、穏やかで暖かい晴れの日だったので、ヒキさんを”お返し”に行ってきました。


外側です。

段ボール箱ではない、きれいな箱を、100均とかに買いに行こうと思いつつ、行けなかったけれど、アフタヌーン・ティーのブック型の素敵な箱が家にあったので、よかったです。

100均の箱より、ずっと上等です。

そちらに、お正月飾りと、


中には、

ヒキさんが具合を悪くしたときからずっと包(くる)んでいた、私の大のお気に入りだったアイビー柄のタオルでなきがらを包み、熱田さんのお札の裏に、ピンクのペンで、お礼の言葉を書きました。

練り餌を練って入れようかとも思いましたが、急に”その時が来た”のと、また泣いてしまうといかんと思って、やめて、手染めレースペーパーを、適当にくしゅくしゅにして、お花代わりに入れました。

あと、ヒキさんには、四葉のクローバーのアクセと、同じチェーンに5円玉を通して、持たせました。

(首にかけようとしたけど、それにはチェーンが短かったので、左の腕にかけました)。

あとから、思ったんですが、ヒキガエルって、泳げる?んでしょうか?(そんなことも、わからず、飼っていてすみません・汗)。(洗って脱皮の皮をきれいに取ったり、お風呂(水入れ)に浸かっているのは、わかるけど、這うカエルのイメージが強くて、泳がそうとしたことはありませんでした)。

(どーなの? オッドさん)。(今度、オッドさんで、試してみます)。

という訳で、三途の川を渡るお駄賃に、5円玉を渡したのですが、自分で泳げたら、いらなかったかも……。

というか、地獄の沙汰も金次第というか、”そこ”まで行っても、お金が付いて回る??

なんだか、可笑しいです(笑)。


”その時が来た”(今ならヒキさんを納めに行ける)と思い、仕事中の家人に電話をしたら、出られる(!)というので、わざわざ会社まで迎えに行って、一緒に行ってきました。

家人も、最初は、カエル全般、ましてヒキガエルなんて、と思っていたのですが、やっぱり可愛くなって、可愛がっていたので。一緒に、送りたかったのです。

(でも、このところ、週末は、暗くて寒くて、雪がちらついたりして、そんな冷たい中に置き去りにしたくない、と、ずっと行く気になれませんでした。が、今日、本日は、平日だけれど、暖かいよい日で、”その時だ”と、思ったのです)。

「熱田神宮」の参道です。

結構、大きいんですよ。熱田の杜(もり)なので。


まだ、1月(正月)なんですね。

いろいろなことがありすぎて、日付感覚が麻痺しっぱなしですが。

受験シーズンなどもあってか、思ったより、混んでいました。


「ジョジョ展」の第1部の書き下ろし原画の背景と同じ構図、お馴染みの献酒の樽の壁です。

愛知県は、本~当に、何でも製造していて、醸造業も盛ん(ミツカンやカゴメとか)、お酒も多いです。盛田酒造は、ソニー創業者の兄弟がやっていることでも、有名です。

それはさておき、

まずは、お札をお返しする場所に、ヒキさんをお返ししてきました。

……いつも思うんだけど、ゴミ箱のような……。

皆さん、大事にしてきた、お札やお守りを、”捨てる”みたいで、”なんかなぁ”という表情をされています。本当、なんとかならないんでしょうかねぇ。

ある年なんて、とても露骨に、「飾りの付いたものは、可燃と不燃に分けて(分解して)ください」と、デカデカあり、「え? 納めにきた神棚の金具とか、今ここで、引き剥がして壊せってか?」、「お札や縁起物は、ゴミ扱いか」と、不評で、流石に、そこまでの露骨さはなくなりました。

という訳で、箱の表に、念のため、「可燃物」と記載しておきました。

箱なので、開封されるかもしれませんが、神様のお使いとして、ちゃんと燃やされると思います。

ヒキさん、お札と一緒に焼かれ、天地(あめつち)に還ったら、五円(ご縁)が残るでしょう。


神様の特別なお使いだったヒキさんをお返しした後で、お参り(初詣)をして、(ヒキさんが、命がけで、私の年来の苦しみから助けてくれたため、あまりお祈りすることがなかったです)、物販、じゃないや、絵馬や破魔矢、お守りなどを見ました。


今風のデザインのものが、沢山、あったけれど、イマイチ、ぴんと来ず。

ううむ、先ほど、ヒキさんのついでに、ずっとお財布に入れていた小さなお守りも納めてしまったのに、あのサイズが、もう置いていなくて、分厚いかさばる物ばかり。しまった。でも、もう、仕方がない。もう、不要ということなのかもしれません。

という訳で、なめこでもジョジョでもない、おみくじ。


「半吉」。

でも、当たっている……かも。

すごく、当たっている、ね。フフ。


おみくじを結びつつ、人の書いた絵馬を覗く奴……。すみません、ほにゃらら小町みたいな内容が書いてあるものもあったりして、なかなか女性週刊誌でした。

しかし、字を間違えている人、多すぎ!

妙な緊張感が、そうさせるのでしょうか。

こういうのって、何故でしょう、何か、せかされている感じが、しますもんね。

別に、特に、何も急ぐ必要もないのに。(不思議です)。

(左上、年号すら間違えているようでは、今年の早大法学部合格は難しいのでは)。(大事なことなんだから、絵馬を買いなおして、書き直せばいいのに)。(←大きなお世話)

(子供の「お金がほしいです」は、直球すぎるし)。(お年玉は、どうしたんだ)。(全額貯金か? ドケチな愛知県だし)

(今は個人情報の保護からか、絵馬に住所を書く欄がなくなっているんですね)。(なるほど~)。

以上、何が目的だったのか、カエル頃には忘れるほどに、煩悩にまみれて帰って来ました。

神社だし、いっかー(?)。

(こんな俗物で、ごめんよ、ヒキさん)。

+++++

ベトナムから来た王子様・コケガエル、元気です。


2年目アマガエルのミニ(♂)です。


相変わらず、ちっちゃいけど、状態はよく、やんちゃです。

シンクの中を跳ねて飛び回り、現役海兵隊員っぷりを発揮してくれました。

長生きしてね。

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