ヒキさん、亡き後、私と目を合わせてくれる(なんとなく、意志の疎通が取れる)、唯一のカエルです。
手乗りガエル~♪ なんちゃって。
ジャイロは、ケースの中でも、すんなり捕まえることが出来ます。大人しく、捕まります。
ドキドキも、しません。
他の子は、病気でもない限り、飛んで跳ねて、暴れて逃げ回りますが(それが普通)。
その点でも、貴重で、”ジャイロは、ワイルド生活が長い大人のカエルなのに、もしかして、懐いているのかもしれない”と、思い、
思い切って……、
ヒキガエルにするように、頭を、ナデナデしてみましたッ!
いや、まさか、逃げずに、本当に、できるとはッ!
しかも、別に、怒っていないです。
(ぬるーっと糸を引いたのは、脱皮の皮です)。
(途中で、ん? と、カメラに気づく(けれど、平常心の)ところも、可愛いです♪)
撫でさせてくれて、ありがとう、ジャイロ。
ジャイロは、本当に優しいカエルです。感謝。
(鼻スレちゃっている。ごめんねぇ)。
実は、ヒキさんが亡くなった少し後に、決心したことがあります。
春になり、雪が溶けて、今度、開田高原へ行ったら、ジャイロを、捕まえた元の場所に、放す、と決めました。
ジャイロが、自由になりたいと、目で訴えかけているわけじゃないですが(餌、欲しいとか、私の動きを興味?で見ている=ヒキさんと似た感じ)、
「可愛がって、こちらをガン見し、気にしてくれるような、ある程度、気持ちのわかる、落ち着いたコ、と、死んで別れるのが、耐え難く辛い」
と、わかったからです。
自分勝手な人間です。
でも、だから、ジャイロとは、「生きて、お別れ」しようと思います。
あと、数ヶ月。
春まで、もうちょっとの間、付き合ってね、ジャイロ。
(アマさんたちや、アオさんたちなど、他にも、沢山カエルがいるので、私は大丈夫です)。
故郷の開田で、沢山卵を生んで、沢山子孫を残して欲しいです。それが、ジャイロの使命だから。
(今年は、その機会を奪ってしまい、申し訳なかったです)。