朝、起きて、「おはよー」と、カーテンを開けて、カエルたちを見たところ、
……
兄貴(シュレーゲル・♂・開田高原産)が、小さくなって、青くなって、干からびて、死んでいました。
ショックで、涙が出そうになって、あわてて、取り出すと、とても冷たく、とても青く、腹までインクを垂らしたように青く、乾いていました。
あわてて、豆太郎は、と、豆のケースを膝に乗せ、出してみると、豆は、元気でした。
でも、寒かったようで、兄貴ほどではないけど、冷たくて、乗せられた私の手で、暖を取っているようでした。
確かに、寒い朝でした。(一応室内なので、寒さでは死なない、とは思いますが)。
暖房をつけて、豆太郎に、
「どうしよう、豆太郎。兄貴が、死んじゃったよ……」と、語り掛けつつ、冷たくなった兄貴を撫でて、半開きの目を閉じさせました。
豆は、元気で、しばらくすると、手を上ったり、跳んだりしました。
兄貴は……、みると、閉ざしたはずの目が、開いています、ぱっちり。
なんでかな。と思いつつ、また、閉じさせましたが、しばらく経つと、また、ゆっくり、ぱっちり開けるのでした。
ん? なんで?
手に乗せて、なでてみると、
アッ!
微かに、手足が、動きました!
死んでいない、まだ、死んでいないのです!
あわてて、お湯につけようと、1階に下りて、お湯につけました。
この弱々しさ。
でも、ちゃんと、「気」がついて、お湯に浸かってくれました。
そして、夕方には、すっかり元気になりました(↓)。
よかったです。(ピースしてるし!)
やっぱり、今回も、私の知識不足というか、ミスといえるかもしれません。
先日、書いたように、アオガエルは、アマガエルほど、登りが得意じゃないのに、水入れが縦長だったので、なんかの拍子で、その水入れに入れなかったのだと思います。
そういえば、前夜から、様子が、ちょっと、おかしかったです。
(寒暖の差が激しい時期なので、この日、寒くて、体がかじかんで、上れなかったのかもしれません)。
アオガエルには、平たい水入れ、そして、不衛生だけど、カエルは、(ヒキガエル以外は)常に水をケースの底に5mmぐらいためた状態が安心だ、と思い知りました。
その僅かな水で、カルシウムをまぶし投入したイエコが1分もたず溺死するので、もったいない&ケース汚れが激しいのが、難なのですが、カエルの命には、かえられません。
ともあれ、兄貴が死ななくて、本当に良かったです!(涙)(涙)
なぜなら……、続く!
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豆太郎も、兄貴も、大人になって、鳴くようになりました(真夜中に、1、2度)。
「かえるのうた」のカエルは、アマガエルですが、「かえるの銀の笛」のかえるは、シュレーゲルだな、とわかりました。
コロロというよりは、カラララという感じです。